FOMAPANでモノクロ散歩

お久しぶりです、bonsaiです。

順調に更新頻度が落ちておりますが、言い訳をさせてください…全てフィルム撮影に振り切ったせいなんです…。そしてご安心ください、そこそこ撮り溜めたので結構いまホクホクです。

今回の写真は六本木〜広尾〜恵比寿あたりのモノクロスナップです。山本彩香さんの展示@六本木がお目当てだったのですが、語彙力なくすレベルで素晴らしい作品でした。自我が溶ける。プリントの破壊力も相まって本当に行ってよかった展示です。残念ながら過去の作品集は2つとももう手に入りませんが、新作でたら必ず買います(作品が欲しくてうっかりプライスリスト見たほど)。

その後恵比寿まで歩いて向かうわけですが、なんというかこのルート、とても非日常感がありまして。一代で築ける財じゃない血統の果実的なお家がたくさん並んでるんですよね。入り口にSPさんおるし。閑静な住宅街とかそんな言葉で一括りにしてはいけないレベルの静寂と豪邸たち。カメラをぶら下げていたので、文春の記者と勘違いされて止められたらどうしよう…とか内心ビクビクしてました。もちろんシャッターは切ってません。

そんな場所なので、帰宅途中の学生たちは当たり前のように多国籍で、皆輝いておりました。心なしか制服もパリッとしとる。こんな一等地で学生時代を過ごしたらどんな人間になってしまうんや…子供の可能性は無限大といいますが、彼らには簡単に宇宙を制するポテンシャルがありそうだと勝手に期待したりしました。地球を頼んだぜ…。

まあそんなこんなで、ゴールであるアレック・ソスの展示会場、東京都写真美術館まで歩いた休日でした。ソス先生の話はもう色んなとこで誰かが語っているので省略!あと2回くらいリピートしたい。

今回も使用したフィルムはFOMAPAN、使用したレンズは35mmの周八枚です。