まさか手放す日が来るとは…。
2019年末、発売してすぐに購入したX-Pro3が、購入価格とほぼ同じ値段で旅立って行きました。機材の入れ替えはよくあることだと理解しつつ、モノへの愛着が強い私は、このカメラは壊れるまで売ることがないと思っていました。
背面ディスプレイを隠す尖ったコンセプト。ハイブリットビューファインダー。完璧なサイズ感。フルマニュアルでの撮影に直感的に答えてくれるダイヤルの配置。ここ一年はMFレンズにISO固定、絞りとシャッター速度だけで撮るという趣味性の高いスタイルで撮影していました。要するにフィルムカメラごっこです。
そしてその特徴ゆえに、フィルムカメラを購入して以降出番が急激に減ることになってしまいました。X-Pro3経由フィルムLeica行きのバスに乗った同志たちをBlogなんかでたまに見かけていましたが、見事に私もその片道切符を手にしてしまったのです。
なんせフィルムはコストがかかる。要はお財布事情でございます。X-Pro3にはフィルムへの転生をお願いすることにしました。
10年以上続いたFUJIFILMとの付き合いはこれにて一旦の区切りとなるので、X-E1、X-Pro3で撮った過去の人物写真を載せて供養したいと思います。
あぁ、いいカメラだった。ありがとうX-Pro3。