bonsai(ボ):引き続き、今回も機材の話ということで。
pizza(ピ):なんだかんだ機材が一番見られてますもんね(笑)。
ボ:下心しかない。ポリシーがない。
ピ:今日はお互いに愛用しているXF35mm F1.4 Rっていうレンズの話を。
ボ:たぶん12年くらい使ってるんですよね。私。
ピ:ながい!僕はまだ半年くらい。語れるほど使ってない(笑)。それはもう相棒でしょうねぇ。
ボ:しかもそのうち半分くらいは、ブラックミストっていうフィルターつけっぱなしで…
ピ:完全にブラックミスト専用レンズじゃないですか(笑)。
ボ:怒られちゃう。ソフトフィルターつけっぱなしはド素人の馬鹿野郎だってSNSで怒ってる人いたもん。
ピ:これは怒られますねw
ボ:いやでもこれ理由があって。
ピ:聞きましょう。
ボ:いちいち付け替えるのだるくないですか?
ピ:wwwww 予想通りだよ!!
ボ:一応考えているところもあって、まず写真をあんまり鮮明にしたくないんですよ。私記憶力がミジンコで、鮮明な記憶がほんと少なくて…(笑)。XFだと50mm, 56mm, 90mmあたりも使ってました。全部めちゃいいレンズだった。けどよすぎるんですよね逆に。実際の自分の目にはそんなに綺麗に写ってないぞって。
ピ:なるほど。
ボ:なので柔らかいXF35mmをボヤーっと使いたい。現実を直視したくない(笑)。
ピ:ちょうどいいんですね。35mmとソフトフィルターが。
ボ:あとあれです。目が悪いのでメガネをかけてるんですけど、たまにコンタクトをつけると世界が大きくなるんですよ。つまり普段メガネかけた状態だと、0.8xとか0.9xで世界が見えている(笑)。
ピ:確かにメガネもレンズだけどw
ボ:だからコンタクトつけると、「あれ?ミラノ風ドリアこんなに大きかったっけ?食べれるか?」みたいな不思議な現象が起きる。
ピ:あれはなんぼでも食える。デカくても誰でもなんぼでも食える。
ボ:自分の手とか体のサイズも違和感ありますからね。なんかでかい、みたいな。その辺の感覚もあって、23とか35くらいの距離感が一番自然で。あ、面倒なので今回はフルサイズ換算がどうだとかの話はしません。
ピ:まあでもXF35mmが好きな理由としては筋が通ってますね。僕は理由を言えない(笑)。
ボ:どうしてwww
ピ:ばか丸出しの感想文ですもんw
ボ:56mmも使ってましたよね。SIGMAの。
ピ:ええ、数歩前に行くのが怠いから56mmの距離が丁度いいと思ってました。ただ、最近撮りたい物が変化していっている中で、しっくりこなくなって35mm使ったらこれだ!!ってなった感じですね。あと個人的にXF35mmは湿度を感じるイメージでそれが好きってのもあります。あくまで個人的にですよ!
ボ:ほほう。湿度。
ピ:んなもんねーよ!って怒られるのが怖いw
ボ:そんなもん映るわけねーだろ、スピリチュアルかよ!みたいなお叱りも見かけたことありますね(笑)。
ピ:どこぞのカメラやレンズで撮るとXXXが写る、みたいなの燃えてましたね。迂闊に言えない(笑)。まぁでも初めて使った時から、何か湿度みたいなのを感じてましたね。スッキリしないというか。
ボ:あれだ。実例がないとアレなんで、XF35mmで撮った中で、気に入ってる写真ってありますか?
ピ:これとか。初期の頃にとったこのマクドナルドみたいな写真はXF35mmで撮ったんですが、今でも気に入ってますね。
ボ:あーーーこれ!!これは覚えてる。かなり最初の頃ですよね。
ピ:ほんとフラっと撮ったのだけ覚えてます。
ボ:いいなぁ電柱のシルエットも含めてすごい好き。じゃあ私はこの2枚を。
ピ:あーこれ覚えてます!!この白のトーンがいいなと思った記憶が。そっかこれXF35か~。
ボ:大体何か悩んでる時に、この35をつけると発見がある。初心を思い出すみたいなことかもしれないし、あーまたソフトフィルター外し忘れてるわぁみたいなことかもしれない(笑)。
ピ:僕も最近56から35に戻ったきっかけも悩みからですね。
ボ:こまったら35。
ピ:字面がおもしろい。
ボ:なんか錆び取るやつみたいですよね。あれだ、クレ556だ。
ピ:チャリにたまに使うやつ(笑)。
ボ:まあそもそも我々が語らなくとも、神レンズとして絶対出てくるじゃないですかXF35mm F1.4。
ピ:でてきますね。XF35mm F2, XF33mm F1.4とかよく比べられている。やっぱり万人受けするいいレンズなんでしょうねぇ。
ボ:悪いところがない。AF遅いけどな。
ピ:ほんとにそう。絞りリングユルユルだけどな!
ボ:せっかくなんでもう少し、お互い写真を掘り返してみましょうか。
ピ:いいですね。
ボ:と思って探してるんですけど、あれ?私23mmの方が…多い…かも?(笑)。
ピ:wwwww
ボ:どんどん広い方へいっちゃってる。
ピ:23mmは何使ってるんですか?
ボ:VoigtlanderのNOKTONですね。
ピ:あー。スタメンのやつですね。
ボ:ですね。この23と35がメイン、たまに40mmも。あ、ありました。これとかどうかな。
ピ:おお、すごくいい。
ボ:これシンガポールの海ですね。なんかXF35は青が綺麗な気がしてて、マジックアワーの微妙なニュアンスに合うなぁと。
ピ:マジックアワーの色に合うのなんかわかります!!マジックアワーがそもそもいいってのもあるにはあるんですが、最近平日は結構その時間帯攻めるのが多くなってきた。
ボ:全然編集違うんですけど、これも夕暮れ時にXF35mmで先週撮ったやつ。
ピ:良き。こーゆーちょっと広いのも撮れるし。
ピ:こんくらいのも撮れる。汎用性が高い。
ピ:ただ、たまに亀が道を歩いてるじゃないですか?これは56mmが欲しいなって思いました。
ボ:wwwww あとアレですね、子供の行事は絶対56mm。
ピ:子供、犬猫、亀は56mm。
ボ:正直、どのレンズもいいですからね。財力さえあれば。
ピ:そう。本当にそう。お財布次第。別にズーム使いたきゃ使えばいいし。
ボ:レンズ買うより旅行行った方がいい写真撮れるし。
ピ:間違いない。先日の旅行でほんと実感した。
ボ:あれだ。この間思いつきで話してた、『西からピザ、東からボンサイ、中間の愛知県の変な山で待ち合わせロードトリップ』計画。あれXF35mm縛りにしましょう。
ピ:いいですね。X-Pro3とレンズ一本!。
ボ:(…こっそりフィルムも持っていくけど)
ピ:ちょっと。漏れてるよ。そのころには僕もフィルムカメラ買ってそうですけどね(笑)。
ボ:あ、じゃあ次回はその話でもしますか。いつも最後の次回予告で嘘つくんですけど僕ら。
ピ:まじで次回予告通りまったくいかない(笑)。たぶん次は本だな。
ボ:ふふふ…それでは最後に特にテーマもない作例を適当に並べておしまいにしましょう。
ピ:また次回をお楽しみに。
おわり